第一話:私のルーツについて話をします。

うちのじいさんの「正義」は、岡山県倉敷市の玉島という小さな小さな港町で生まれ育った次男坊。

学校を卒業した後、神戸(最初は芦屋)に出てきて、当時まだめずらしかったマネキン屋である「末広人形店」を起業します。

和服を着せる為の和装マネキンや洋服を着せる為の洋装マネキンをおもに福井県、神戸、岡山県の地場の百貨店に納品して生業としていました。

非常にのんびり屋で、新幹線がなかった時代、汽車で神戸から岡山で降りるべき所を何回も寝過ごして広島まで行ってたらしい。

 

うちのおやじの「信夫」は、その「正義」の次男坊。

いつもにこにことして、世間からは明るくていいお父さんねえ。って言われたけど、家では結構難しいところもあったり。。。(人間やし、そらね。)

でも、私は今年で45歳になるけどおやじに怒られた事はこれまで1回しかないくらい温和な人物。

そんなじいさんの「正」とおやじの「信」を一文字ずつもらってできたのが

この私「正信」なのです。

 

 (次号につづく。。。)